留学生Kenkenのモンゴル通信

モンゴル困窮児童の生活・進学を支援するバイラルラ会現地派遣員で留学生のkenkenがモンゴルの今を熱くリポートします!
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モンゴル通信 第84信

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     まったく1年ぶりにモンゴルに舞い戻りました。70歳代の後半にもなると体力の減退?で、何かと病院通いを重ねる1年でした(人間なら100歳の名犬カルのご逝去も含む)。しかしそうも言ってはいられない、9月から始まる新年度の学生支援と個人的には大学院の論文審査に関する打ち合わせのために帰ってきた次第です。気温は朝晩5度、日中は20度超で典型的なモンゴルの夏の初めの気候。もっとも29日の夜は急に雪が降り気温が0度以下になりましたがその後は結構暖かい。この地が体質に合うのか歩く足どりも軽く、カミさん(看護師)が呆れて「歩くのが早すぎる!」「快調だ、健康なんて環境と気分次第でしょ」、「それが素人判断!」と看護師。

    1、軍曹の目に久しぶりのウランバートルは、街全体がすっきりと整備されてきて、近代都市への脱皮が着実かつある程度のスピード感を持って進んでいると映りました。広げられるべき道路は広くなり、ぬかるみだった歩道も整備されてその縁取りが車・歩道を明確に分け、街に品格を与えています。それに大通りの清掃が行き届き、かっては寒風で舞い上がっていたゴミが見当たらず、主要交差点から屋台も撤去されて(それで生活していた人達はどうなったんだろう?)、交通信号機や歩行者のための島がそこかしこにできました。車と人間が通行権を巡ってせめぎ合うこの街では、島の存在が人間の側に安全を保障してくれます。
    日本の援助で昨年開通した太陽橋が街の近代化を促進したのは確かです。セルベ川をまたいで街を南北に結ぶこの橋は単なる巨大な物流幹線道路であるばかりでなく、周辺地区の整備をも伴って街の様相は一変し、その傍らに立つとまるで外国。「日本みたい」と言う日本通もいます。
    市民生活にも実感として余裕が感じられます。自転車(年に9カ月しか乗れない)が急速に普及し、花屋さんの店先は生花で色とりどり、アパートで育てる食用植物の鉢も売り出されました。整備されて若木が植えられたあちこちの住宅街の公園や街の広場では週末になると色々なイベントが催されて、揃いのユニフォームを着た人々が嬉々として参加しています。そう、民主革命後20有余年、モンゴルはよくまあここまで来たもんだ、これ、深い感慨とともに軍曹の実感です。

    2、しかし社会面のソフトは未だしでしょう。なぜか国立主要4大学(モンゴル大、科学技術大、医大、農大)の学長が政府によって解任され、この後の約半年間、後任が選ばれていません。旧社会主義国として未だ学問の府が政府の支配下にある制度的な欠陥を前提とするならこれは政府の怠慢といえますが、このようなほったらかしが続く状態は何とも困ったものです。また、ついこの5月半ばにモンゴルは第7回民主主義社会国家間閣僚会議を首都で主催し、自国の民主化の成果を世界に誇示しました。しかしその足許でこの国の社会福祉のかなりの実働部分を担う外国人宗教者に対するビザの発給・再発給を停止しています(みな無ビザになった)。ここにも制度的な問題があるのですが、民主主義の根本理念が個人の尊厳尊重、政治参加への権利保障、国家権力の乱用制限等とともに、結社の自由、経済活動の自由、思想・信教の自由を含んでいることから、この間の矛盾をどう指導者が理解しているのか首をかしげてしまいます。つけ加えて軍曹の立場から言うなら、この国の福祉に対する考え方は極めてあいまいで、これも旧社会主義国らしく福祉を給付金のみで解決しようとしながら(それも選挙で大盤ふるまいを約束するから)、その資金の原資が枯渇してくると支給をやめたり、財源をくるくる変えたりと不安定です。一般市民の福祉に対する関心は、この10年でかなり盛り上がってきたと思いますが、自ら主体的に福祉活動を担おうとする一般的な機運は未だ高まりを見せていません。そうしてその間、経済発展に伴う物価の急激な上昇(この5年で主食の肉の値段は4倍、給料は2倍)、すなわち物価管理能力の弱さが折角の経済発展の芽を摘みかねず、かえって貧富の格差を拡大させているのです。

    3、久しぶりに市の北西部にある貧困ゲル地帯に入り込みました。ここで福祉団体カリタス・モンゴリアが運営する婦人生活再建支援センターを訪問するためです。都市部の近代化から取り残されて、未だ昔のままの掘立小屋とコンクリの破片や石ころだらけの道が連なるこの場所に来てみると、10年前に志を心に持ちながら何度もここに通ったことが思い出され、心が沸き立ちます。しかしそれに引き替え資金援助にのみ安住している高齢化の自分の現在に愕然とします。この支援センターは付近の婦人たちに生活自立のための職業訓練を行っており、約15台のミシン(いろいろのグレードがある)を使ってデール(民族服)、西洋服、ハンドバッグ・キーホルダーなどの革細工品を製作していました。3、4人の指導者のもとで多数の婦人が数週間の訓練を受け、後は自宅で受注作業をするとのこと。仕事場は明るく楽しげで、婦人の集まる場所ゆえに敷地内に巨大な2匹の犬がいて訪問者にものすごい勢いで吠えかかるのが印象的でした(無論高い網で人と分けている)。このような地道な活動が処々で外国人の手添えによって行われているわけですが、この国の急速な経済的発展と消費生活の多様化を考えると、手作業を中心とする授産教育にもう一つ現代にマッチした何らかの工夫が必要ではないかと感じました(例えばお土産に関していうと、ほんの5年前まで、絵ハガキは手書きでしたが今は印刷、人気がある家畜の人形もアッという間に大量生産品に変わりました)。

    4、わがVCCセンターの活動について若干触れますと、新任の若いカメルーン人のマシュー園長のもと、47の園児が元気に生活・通学しています。これに外部で寮生活をしている学生と卒業後も支援している若者計28名が加わります。スタッフは園長、副園長、医師、社会福祉士、保母3名、料理人2名、日本人女性ボランティア1名等々で、世間水準の給料を出せないので人集めが難しく、かつ食材等の物価上昇が経営を苦しめています。純粋に国外からの献金が園の運営を可能にしているので、今が頑張りどころと言わざるを得ません。現在は低年齢児が多く1歳の乳児もいます。この子の蒙古斑を見て園長が不思議がり、我々も含めてモンゴロイドは皆これを持っていると説明したところ初めて知ったと驚いていました。ついでに昔、モンゴロイドはベーリング海を渡ってアメリカに行き、一部はエスキモー、一部はインディアン、一部はインカになった、彼らも皆お尻に蒙古斑があると言ってやりましたが、本当かどうか当方は自信がありません。

    5、今年も何人かの学生が大学、職業学校を卒業しました。子供たちの進学支援に関係してきて、困難な成育環境から抜け出した子供たちのある者が自立した大人の世界への階段をしっかりと掴み、ごく少数ですが一部の子どもが脱落していくのを見てきました。この後者の失敗の原因を単に個人の性格や生育環境が人格形成に与える悪影響に帰するのでは十分ではないという気がします。現代の脳生理学が、虐待などの外部的圧迫が個人の神経組織の何かに何らかの破壊的影響を与えるらしいメカニズムについて研究しているのは多としますが、人間には生理的メカニズムを超える何かが備わっているはずで、それを見つけて個人の成長への再出発を手助けする道を見出すことも社会で共に生き続けている人間として必要なことだと思います。要は、困難児童の救出・愛育・教育・より良い社会生活への出発という福祉メカニズムの内容を細かくかつ個人レベルに合う形で再検討し、何かの解を見つけ出すことでしょうか。

    6、いよいよこの国の4年に一度の大統領選挙戦が始まりました。投票日は6月15日、候補者は民主党の現職大統領エルベグドルジ、人民党のバット=エルデネ(国民的英雄の格闘家)、人民革命党は初の女性候補ウドバルの3人です。民主党はトラの子である天然資源の生産・加工・消費の全過程国内化とその実現のための国民の一体化を、人民党は上層部から始める汚職の根絶、貧富格差の解消を、人民革命党は人民こそが国富であり、国民の安全、国民の団結、そして国家の安全確保が大切と主張しています。国民にとってこれらの主張はいずれもそれなりの重みがあり、選挙好きの市民を今から論争の渦に巻き込んでいくことでしょう。しかしその他の政党の支持を得て、経験と実績のあるエルベグドルジが有利であるとの観測が主流です。
    最後に、長年当通信で紹介してきたモンゴルの資源開発の状況については、1年のブランクがあるため整った報告ができません。しかし選挙後に改正される鉱物資源法が外資に対して厳しい内容であるため、一部の海外資本がすでに撤退し始め、鉱業開発の停滞が国の資金循環力を低下させるのではないかとの心配の声が上がっています。これと逆方向ですがもう一つ、やっぱり出て来ました。モンゴルには高品質のシェールガスが大量にあるので、その90%を良質の石油製品に精製できるとの触れ込みで、アメリカの精製会社が進出の名乗りを上げました。今後色々な会社が出てくるかもしれません。
    それにしても夕刻のウランバートル市内のすさまじい交通渋滞。東西南北すべての大通りが川のように帯状になった車の列で埋まっています。カメのように進む我々の車の列が、隣の列にはまりこんだ救急車を追い抜きました。サイレンが空しく、ついに鳴らすのをやめてしまいました。

    お詫び:facebookが始まりしばらくして、あるモンゴル人と会話を始めました。後程本人に会って聞くとそんなこと全然知らないとのこと。ナリスマシです。それ以来このシステムには触れていません。もし当方に呼びかけた方がおられたらゴメンナサイ。お互い様、危険物には近づかないようにしましょう。

    軍曹



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    モンゴル通信 第83信

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        最近の地球規模の天候異変はモンゴルでも激しく、この5月21日にはもうすぐ夏だと言うのにウランバートルに雪が降りました。からっ風はモンゴルの春の象徴ですが、何と27日の午後はウランバートルがゴビ砂漠状態。一瞬ですが土埃で周りが全く見えなくなりました。山火事も多くある様でこれ等は乾燥が原因ですからいったい地球はどうなっているのでしょう。昨年10月以来8カ月ぶりにウランバートルに戻ってきました。小生の体調不良が主たる理由です。時期遅れの若緑が街を彩っており、その下では元来は秋の風物詩であった松の実売りが今でも路傍のアクセントとなっています。

       1、モンゴルに来るたびに思うのはこの国の変化の激しさです。ウランバートルの繁華街を歩くお嬢さんの服装は年々華やかになり、センスも向上。使ってらっしゃるハンドバッグ、靴、スカーフ、腕輪(なんでこんなものが要るの?)は今や木更津、藤沢並みでしょう。持っているケイタイもサムスンの最新型スマホ(男はビジネスマン以外相変わらずダサイと言うより汚い。軍曹は相も変わらず5年間着古したジャケットに黒ズボン。スーパーで買った1000円の自慢のセーターで通しており、ケイタイは10年物のノキア。これ余計な機能がなくて超便利。お陰でしょっちゅうモンゴル人に間違われるほどダサイ。主任教授も呆れて、何でいつも同じものを着ているの?とご下問があった)。ケイタイ会社モビコムのカウンターには髪飾り、制服、スカーフ、口紅まで調和のとれた姿で女性陣がずらりと座り笑顔で来客に応対していてまさに壮観。そう言えばわがホテル(民族系で古い)の従業員も1年前には考えられなかった笑顔の応対となり、お掃除のおばさんに突然後ろからサンバイノー(今日は)と声をかけられて、軍曹飛び上るほどびっくりしました。自由主義は競争社会、新規参入が始まるとウカウカしてはおられません。社会が進むと箱モノの次はサービス。モンゴルは社会成長の軌跡を目の前で語る絵巻物です。

       2、「大モンゴル黄金の日々-2」という催しで、24日に白鵬をリーダーとする大関、幕内のモンゴル人力士大相撲チームがモンゴル国際レスリングチームとの親善バスケットボール・マッチを行い、わが園からも子どもたちが大勢招待されました(チケット代は白鵬か日馬富士がはらったはず)。収益は児童施設の改善や学用品購入のために寄付されます。我々はテレビで見ていましたが、最初優勢だった相撲チームは、相手に超うまいヤツがいてだんだん押し込まれ、大差での敗北となりました。然し圧巻だったのは途中で余興にやった綱引き。力士が腰を割って足を踏ん張り、斜めに反り返って一斉に綱を引く姿は壮観そのもの、レスリングの猛者と言えどもひとたまりもありません。鍛え上げた相撲の本物の底力とその躍動美を見て軍曹、感動し彼らを誇りに思いました。

      なんでも旭天鵬は優勝後の忙しい日程の中でこの日のために飛んできて、翌日には諸行事の待つ東京へトンボ返りをしたそうです。旭天鵬優勝の記事はいくつもの現地新聞の一面で報じられています(日本のある新聞に、このところ日本人の優勝者が出ないが、旭天鵬は日本に帰化したのだから彼が日本人優勝者だとの意見が載っていました。これって現状を踏まえかつ日本人と外国人を区別する我々の潜在意識に警告する結構納得できる意見のように思えます。考えてみると昔から日本人は優れた外国人が日本人になるのを名誉と思い、彼らから力を得て社会文化のレベルを高めてきました)。

       3、最近のモンゴルでの大事件として4月13日に起こったエンフバイヤー前大統領(当時の人民革命党党首。今はこの党が人民党と看板を変え、それに不満な前大統領は新たに別の人民革命党を立ち上げてその代表)の逮捕があります。この前大統領の逮捕と収監後の彼の健康悪化を心配して、国連のバン事務総長が直接エルベグドルジ現大統領(民主党党首)に電話で事態に対する国際社会の関心を伝へ、民主主義と社会正義の発展の為に大統領に責任ある行動をとるように求めました。これに対し正義漢が売り物のエルベグドルジは汚職撲滅と正義の確立のために戦っていると答えたそうです。逮捕の理由は前大統領が国有財産の民営化に関して部下を使って大金を得たとの疑惑が起こり、その調査のための司法による召喚を彼が拒否したことにあります。しかし一方、前大統領は有名な7月1日事件後の国家安全保障会議の機密議事録を突然公開して、エルベグドルジも自分も旧人民革命党の幹部も皆この事件の裏を知っていたか感づいていたと暴露したことから状況は複雑になってきました。

      この事件とは2008年の国会議員選挙時における数々の不正に怒った民衆が当時の政権党である人民革命党の本部建物を数万人規模で襲い、警官隊との攻防戦の末、本部建物に新聞紙その他の可燃物とウオッカを投げ込んで放火しビル全体が炎上、警官隊の発砲により少なくとも市民5名が死亡(日本人カメラマンも死亡)、700名が逮捕され、その一部が拷問を受けたというものです(モンゴル通信第50号号外参照のこと。軍曹はすぐ近くに住んでいてテレビで見ていた。何で警官隊は逃げるんだろう、せっかく駆けつけた消防車はなぜ消火もせずに帰るんだろうと不思議に思っていた)。後にこの射殺と拷問に関し警察官数名が逮捕され、裁判所で自分達は上司の命令に従っただけ、上司はそんな命令は出していないとの争いが今でも続いています。秘密文書にはこの事件に扇動者がいるとして犯人をでっち上げようとする政府の態度を巡り激烈な議論が記録されており、現に弱小政党の党首が犯人として逮捕されています。

      今年はこの6月28日に国会議員の選挙があり、エルベグドルジがいまでも支持の多いエンフバイヤーの追い落としを狙った、イヤ後者は現在連立を組む民主党と人民党(旧人民革命党)の幹部にもこの有名なでっち上げ事件に直接間接の加担責任があると汚点をつけようとした等と観測が色々あります。

      いずれにしろ経済社会の発展途上には必ず政治家の汚職と選挙が絡み、それが明らかになっては防止策が考えられ、時間をかけて政界浄化が行われていくのが常態で時間がかかります。この事件でモンゴルを軽蔑するなら、日本においても戦後の社会経済の整備発展の時期に、保全経済会事件(1954、アブク銭を集めた会社の破産と政界献金)、造船疑獄(1945、要職政治家を逮捕から守るための法相による有名な指揮権発動)、一連の黒い霧事件(1966から、政界の業者との癒着)、ロッキード事件(1976)等の汚職が頻発し、それが現在のまあクリーンではないかとの日本の政界評価の礎となっていることに思いを至らせるべきでしょう。モンゴルでも、事前に色々と不正が入り込まない様な手立てが考えられているようです。

       4、もう一つの話題は、ゴビ砂漠で発見されたという恐竜ティラノザウルスの化石(アメリカで組み立てられて75%の完成形)がアメリカで競売に出され100万ドルの値がついたことです。目下のところモンゴル政府の抗議によりアメリカの地方検事が競売の一時中止命令を発したので事態は止まっていますが、この恐竜の発掘場所、アメリカに持ち込まれた経路(一説には日本、英国を経由した)に関して国際的な調査が行われています。ゴビで発掘されたのなら国外持ち出しは法律違反であり、この恐竜は貴重な国家財産としてモンゴルに返還されるべきものです。コイツより大きな恐竜は首都の自然史博物館にあり、必見です

       5、日本でもそうでしょうが、頼るべき親も親類もいない若者が成人して自立に向かう場合、彼らを精神的、物質的に支えるにはどうしたらよいのでしょうか。日モ両国とも法律ではその責務を地方政府に与えているはずですが、現実に彼らを支える場所とサービスの提供者を用意するためには社会と市民の側に相当な努力が必要になります。私たちの園にもそのような問題があります。真摯に生きようとする孤立した若者に生活基盤を用意できない社会に将来はないと思うのですが、さてと。

       ではまた。軍曹


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      モンゴル通信第82信

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        さて、つい今まで温かだった気候が急変して28日は初雪となりました(例年より遅い感じ)。昼間の気温は0度からマイナス5度ぐらい、夜間は当然外出禁止だと友人に言われています。しかし軍曹は本来、雪のウランバートルが大好きです。葉を落として黒々となった林に白い雪が積もり、白い建物(雪で汚れが隠れる)を背景として眺めるとまるでユトリロの白の世界。それに薄日が差してダイヤモンドダストが舞おうものなら夢幻の境地です。しかしこの初雪ではまだ木々にようやく散り始めた葉が残っていて、何となく付近の調和を乱してしまいます。そういえば街を囲む山々の肌も緑と茶と白のまだらです。まだ冬は早い。

         1.モンゴルでは最近日本から輸入した車8台から4ミリシーベルトの放射能が検出され話題となりました。しかし除去作業を行った結果2.4ミリシーベルトまで数値が下がったので全車の使用がOKとなったそうです。政府は、放射能は太陽光などからも降り注ぐので自然に存在しており、この程度の数値は全く問題にならないと説明しています。一時期大騒ぎをしたモンゴルが冷静な対応を始めているわけで、花火を止めたどこかの町や、主役が逃げ出したどこかの国の訪日歌劇団に聞かせてやりたい話です。

        ついでに地震に関して言えば、首都の南西にあるウブルハンガイで9月に2回それぞれM4.1、4.6の地震がありました。モンゴル全体では8月にM3.5以上の地震が8回あったそうです。ここ数年モンゴルでも地震が時々観測されるようになってきて、やはり地球はおかしい!

         2.最近日本では、使用済み核燃料や放射能汚染物の埋蔵場所(300年間保存!)が議論の対象となっていますが、これと関連してモンゴル人を心配させている問題があります。

         日米で一部報道されましたが、この2国にIAEAまでからんで、モンゴルを使用済み燃料の埋蔵場所にしようという交渉がモンゴル政府と極秘裏に行われているというのです。共同通信−毎日新聞は協定原案の存在を伝えており、それによると3国はモンゴルがウラニュウムを生産し、他国がそれを消費してその残存物をまたモンゴルに返して埋めるという内容らしく、無論モンゴル外務省は危険物の輸入はモンゴル国憲法によって禁止されていると報道に反論しています。しかしです。この協定案は3月11日以前のものですが、そこには原子力に強い東芝などの民間企業が絡んでいるので暫く経つと利益の獲得を目指してまたぞろ息を吹き返してくるのではないか、またこの取り決めが実現すると日米以外の原発依存国、それも技術レベルがさして高くない国がここぞと乗り込んでくるのではないかとモンゴル人は心配しているわけです。

         すでにモンゴルの一部の人は国際的連携のもとに反対行動を起こしていますが、今のところ彼らが出した質問状にモンゴル政府は無回答、事実無根なら毎日新聞等を告訴すべきではないかと言っても無反応だそうです。

         3.軍曹思うに、世界で広いアネクメーネ(人の住んでいない空間)をもつ国はアメリカ、カナダ、ロシア、中国、豪州に限られています。他国はともかくなんでアメリカは自国以外にも埋立地を求めるのでしょう。日本や韓国は土地が不足しているので埋蔵がしにくいでしょうが、原発設置の出発点がアメリカGE社の技術輸出にある以上、その廃棄物はアメリカに埋めさせていただくのが道理というものです(そんな必要条件を見抜けなかった日本の政府や学者も情けない)。いまだ低水準とはいえ着実に経済発展の軌道に乗り、かつ資源豊かなモンゴルは、欲する国に商業ベースで資源を輸出すればよいのであって、悪条件付きの交渉事に応じる必要性は全くありません。こんなところに日米を始めとする大国の小国に対する一方的かつ独善的な態度がチラつくのです。

         4.もうひとつ、市民の心配の種は空気汚染です。最近WHOが発表したところによると世界で一平方メーター当たりの二酸化硫黄が一番多いのはパキスタンのアバス(372マイクログラム-PM10S)で、ウランバートル(279)はこれに続く第2位だそうです。ちなみにワシントンは18、東京は24マイクログラム。石炭発電とゲル地域の暖房及び車の排気ガスが原因といわれ、その上ウランバートルは山に囲まれた盆地です。正直に言って、二年前まで住んでいた大通りの交差点近くのアパートでは冬の夕暮れになると異臭と重い霧状の空気で息が詰まりそうでした。政府は古い車の税率を上げたり、無煙ストーブの普及に力を入れていますが、その効果が出るのには時間がかかりそうで、次世代の身体への悪影響が心配です。

         5.月末の金曜日にスフバートル広場に立っていたら、それこそ立て続けに10組以上の新婚カップルが現れて、チンギスハーンの巨大な像の前で写真撮影を行っていました(吉日だそうです。一般的にはラマ僧が二人の誕生日などからその候補日を選定する)。普段は上がれない銅像への階段をこの時だけは警察官が開けてくれます(もっとも像ができた当時は誰でも像にさわれた。小生もさわりまくった)。いずれも色とりどりの風船をつけた車列で現れ、専門家のビデオ撮影つきです。この寒空に花嫁さんの薄いウエディングドレスは両肩まる出し、裾からは風がビュービューと舞い上がります。若いからか、嬉しいからか、興奮しているからか、ご本人たちは全く意に介さない様子。その多くは家族が赤ちゃんを抱えて横におり、撮影が終わると受け取って大喜びで抱きしめていました。結婚という形態にあまり重きを置かないこの国の伝統に新しい風が吹いてきているのでしょうか。首から家庭電話機をぶら下げた電話屋さんが街から姿を消し、スマホが皆の交信手段になりました。途上国の速い発展速度について行くのは容易なことではありません。

        参考までにモンゴルの披露宴は親類縁者、学校・会社の関係者を思い切り呼ぶために一般的に200人位の参列者となり、会場を抑えることも日取りを決める第2の要素となるそうです。

         翻って軍曹、昨年5月に博士論文を大学に提出し、学内審査は通りましたが、その後はこの国の特殊性で、政府がこの論文を再審査します。目下担当するモンゴル大学(現地の東大)の先生の都合で審査が遅れているようですが、ともかく留学は終了です。そのような訳で若干体力が減少気味の軍曹のモンゴル滞在期間はこの夏の様に減少し、モンゴル通信も年数回の発信となる予定です。無論ケアすべき子供たちは現実に存在しつづけるので、我々のモンゴルとの関係がなくなるわけではありません。頻度は減りますが今後ともご笑読のほどをよろしくお願いいたします。  

        では、軍曹




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        モンゴル通信第81信

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            久しぶりのモンゴル通信です。今ウランバートルは昼間15度前後、夜はマイナス2からプラス2度で時折小雪が混じり、日本とは随分とかけ離れた気候です。しかし街路樹の赤く固い芽の先からこれを突き破るようにして瑞々しい若葉がどんどんと姿を見せており、その緑のスピードに満ちた広がりが街に新鮮な躍動感を与えています。
           
          1、ウランバートルに戻って感じるのは人々が何となく日本の原子力発電所事故に危機感を感じていることです。友人たちは皆大学の先生を始め公務員や民間企業の人が一日分の給料を日本に献金したことを嬉しそうに話しますが、その会話の中でもそれとなく日本は安全かとのニュアンスの言葉を発します。日本留学を考えていた若者は対象先を日本に限らないと言い方を変えていましたし、同じように日本留学を目指して勉強する学生で満ちていた日本モンゴルセンターの図書館も心なしか空間が増えていたのは、行った日の曜日のせいでしょうか。たまたま乗ったタクシーの陽気な運転手は、我々が日本人だとわかると「フクシマ」、「フクシマ」の連呼でした。原爆1カ月後に長崎に戻り、何の懸念もなく街の中をうろついていた軍曹には、人間がもって生まれた放射能に対する対応能力に確信があり、人々の心配を払拭する術を知らないもどかしさを味わっています。無論当地の人にはガイガーカウンターやミリシーベルトの概念は全然ありません(話しても反応なし)。細かく話すと疑念を増すばかりですから、結局のところ日本政府が早くこの事故処理に見通しをつけ、国際機関の承認を得ること、(起こってしまったことに対する怒りは別にしてでも)日本人がおどおどと騒がず断固としてこの問題に耐え抜く態度を示すこと以外に人々を安心させる方法はないように思います。自分が風評に流されて他人に流されるな、はそもそも身勝手というものでしょう(だからと言って小生は原発の存在に賛成しているわけではありません、念のため)。災害に際して東北の人々が見せた落ち着いた態度は、本当に当地の人々を驚かせています。そこに風評に対してとるべき私たちの基本的な姿があるような気がします。
           
          2、戦後日本の経済的復興をリードした施策の一つに日本開発銀行という民間の資金需要を賄う資金供給システムがありました。待ち望んでいたこの開発銀行をついにモンゴル政府が設立し、5月末から政府保証債を発売して投資家などから民間資金を集め、経済発展の原資とする施策が動き出しました。報道によるとモンゴル開発銀行はトウグリク建ての債券を発行して(最大限度額7億米ドル、5年、10年、15年物長期債)、中央銀行、債券市場(証券取引所)を通して市中銀行、一般投資家に販売し、集まった資金を鉄道網、道路網の拡大、工業地区、水力・火力発電の開発等社会インフラの整備資金とします。特に既報のようにロシア経由韓国までの輸送路を整備できれば、現在のような輸出入の80%を中国経由に頼らざるを得ない地政学上の弱点を軽減することができます。すでにJPモルガン、スタンダード・プーア等の格付け会社が債券の格付けに乗り出しており、この政保債は国内外の関心を広く集めています。
           
          3、この様な経済環境の整備とともに、最近のモンゴル政府は社会制度の近代化に猛烈な勢いで取り組んでいます。その内の目ぼしいものだけでも、郵便物の戸別配達(今は企業、団体、個人のPOボックスのみ)、自動車事故損害賠償保険の強制加入、情報公開の制度化等の検討、麻薬向精神薬の流通監視と規制の強化などがあります。1960年代にソビエト指導のもとに推進された生活様式近代化運動の内容をもう一段と高めて、モンゴルは世界に通じる現代社会を作り上げようとしているようにみえます。そうしてその背景に資源大国としての自覚と自信が強く働き始めたことがあるような気がします。このうち麻薬に関してはこれも数年前に報告した通り知識人、芸能人、リッチ層などに深く静かに蔓延しているといわれ、最近のポルノショップの手入れで、警察は271種類の違法ドラッグを押収したと報道されています。
           
          4、モンゴルに来る時はいつも大韓航空でインチョン(仁川)トランジットとなるのですが、今回はモンゴル上空の強風のためこの空港で足掛け3日間の足止めを食らいました。その時驚いたことに大韓航空は日本からの乗り継ぎ客全員(たぶん10数名だったと思う)を1日分だけとはいえ空港ビル前の超高級ハイヤットリージェンシイホテルに泊め、夜朝昼の三食を提供しました。これは大変なサービスであり我々にとってありがたい限りでしたが、元来天候等の航空会社の責任によらないイレギュラー事態に対し航空会社は免責のはずです。好業績で躍進著しいこの会社だからこそできるのでしょうが、過度のサービスがお隣の国の航空会社と同じ道につながらなければ幸いです。
          これと直接的関係はありませんが、実はモンゴルで最も大きいローカル線航空会社エズニス(14地点及び内モンゴル、シベリアに運航)がこのたび全日空と包括的協力協定を結びました。2015年に予定されている新ウランバートル空港(強風に強く、長い滑走路を持つ大国際空港)の開港を見込んでのことでしょう。ローカル線が合体して育ってきた全日空がそのノウハウをこのローカル会社につぎ込んで育て上げれば将来、大韓航空・モンゴル航空連合軍(両社は共同運航中)と全日空・エズニス航空連合軍がモンゴル=日本・韓国間の旅客を争奪する激しい競争の構図が出来上がることはまちがいありません。後者については多分全日空が主導権を握るでしょうからその戦いは大韓航空と全日空の間ということでしょうか。しかしこれでは困ります。我がモンゴルがその正当な立場を守るためにはモンゴル側にもう一工夫が必要です。極東=モンゴルルートが将来、極東=南北ヨーロッパ・中東を結ぶ巨大な幹線ルートの基礎になることは確実ですし、それに先の地政学の点からみても、たとえモンゴルがロシア経由の極東輸送路を開発しえても、ここではつまるところロシアが中国と同じ有利な立場に立つでしょう。よってモンゴルに残る最後の砦はこの虎の子の航空路(最も国家権力を主張できる材料)で、これを友好国とはいえ韓国、日本の強い影響下に置くことはモンゴルにとって決して好ましいことではないと思うのです。     

          ではまた 軍曹




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          モンゴル通信 号外

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            JUGEMテーマ:地域/ローカル

             最近体調を崩し、モンゴル通信も休止状態ですが、できればこの4月中旬以降にウランバートルを訪れる予定です。今回の東北関東大地震と津波の発生により被災された現地の方がたに心からのお見舞いを申し上げます。関東に住む方々も地震、計画停電などで不便な生活を送っておられると思いますが、世界の人々が冷静、かつ気配りの余裕を示す日本人の姿に驚き、尊敬と愛情を持って日本がこの惨状から立ち上がるのを祈り、応援していることを心にとめたいものです。この号外では何はともあれモンゴルと、ついでに韓国の人々の日本と日本人に対する現在の気持ちをご紹介します。
             
             モンゴルの親しい友人からはいくつもの励ましのメールを貰いました。連日報道される東北の惨状に心を痛めている内容です。また東北にいたことのある人は自分の第二の故郷が失われたことを嘆き、そうでない人々は東北と関東の距離差が理解の外にあるため軍曹が安全に脱出できたことを喜び、どんな援助でもするから言ってくれと書いてきています。
              エルベグドルジ大統領とバットボルト首相は天皇陛下と菅首相にそれぞれモンゴル人の心は日本人とともにあること、日本人がこの困難を勇気と忍耐をもって早期に克服することを願っているとの書簡を送り、同時に、モンゴル政府として100万ドルの支援金と2,500枚のカシミア毛布を日本に送ることを決定しました。少数ながら支援の人材も派遣しました。日本大使館には哀悼の意を示す記帳のために多くのモンゴル人が訪れています。
             

              一般市民の中では給料の1日分を日本に献金する運動が広がり(2日分にしたところもあるそうです)、有名な歌手たちはジョイントコンサートを催して収益の全額を日本に送る予定です。各種組織や企業も献金運動を始めました。
             
              100万ドルはモンゴル人には大金です(日本人の生活感覚でいえば10億円ぐらいでしょうか)。遊牧民気質から社会や他人への関心が薄く、長い社会主義下の生活経験故に援助されることに慣れ切っていたモンゴル人が自発的に立ち上がってこのような募金や支援活動を開始し、またそれが広がっていくのは軍曹にとって驚きです。モンゴルが自由主義経済に基づく福祉社会への歩みを着実に進めている確実な証拠でしょう。感謝すべきことです。
             
              なお孫娘は、被災者の抑制のきいた態度や発言にモンゴル人もとても感動し、災害にあった時に自分たちを含め世界の人々が取るべき態度について多くを学んでいるとメールで書いてきています。
             
              韓国の対応については多くの報道がありますので、皆さますでにご存じでしょうが、ここでは中央日報のコラムを転載させていただきます。
              「いま大韓民国では日本への同情と心配、応援があふれています。光復(解放)後、日本に対してこのように温かい感情が広がるのは初めてです。日本が大災難に直面しているのを見て悟りました。日本は私たちの最も近い隣人でした。
              いま大韓民国の国民は日本の痛みを揶揄する人たちに対して憤り、日本を応援する心に対しては限りない拍手を送っています。天災で深い傷を負った方々を助け、日本の皆さまに勇気を与えられればと思う韓国人が列をなしています。
              中央日報と韓国新聞協会はこのたびの東北地方太平洋沖地震で被害を受けた日本の被災者の皆さまの救済の一助として、大韓赤十字社・全国災害救護協会・‘みどりの傘’子供財団などとともに共同募金活動を行います。
              日本からの要請があり次第、国内の医療・救護団体とともに医療陣とボランティアも派遣する予定です。「日本の皆さま、頑張ってください!」
            これで十分でしょう。以上です。        

            軍曹






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